Posts from 2月 2010

2010.02.28 日曜日

2月の朝、下北沢にて

favorite one

「道」というテーマで下北沢を撮ってきた。テーマを決めて撮ることはあまりしないけれど、最近東京が舞台の映画を何本か観た影響ですごく東京の風景を撮りたくなった。そこで普段からうろうろしている下北沢に行き、ごちゃごちゃと縦横に伸びるたくさんの道の中でも目が反応した道の景色を撮ることにした。

Shimokitazawa loads

下北沢駅前のにぎわいが嘘のように、駅から少し離れると静かな街が広がっている。その街のなかを静かにまっすぐ伸びる道は気持ちいい。今朝の曇った天気のせいもあってか、しっとりとした雰囲気が街全体を包んでいたような気がする。

2010.02.27 土曜日

雨に流され

silhouette

昨日の朝、信号待ちの横断歩道。湿気のある暖かい風がなめらかに吹き抜けていった。それと同時にぬるい水滴がぱらぱらと落ちてきた。今日の朝、ガラス越しに響く雨の音で起きた。窓を開けると雨でいっぱいだった。2010年、2月の終わりは雨らしい。

平日の朝は少しでもベッドにとどまろうと悪あがきをするというのに、休みの日はいつも早起きしてしまう。そして何をするでもなく、コーヒーを飲んだり本を読んだりと大学生のころのような時間を過ごしている。そんな時間はとても落ち着く。

しかし学生時代と違い、休日にしかできないことをこなさなければならない。毎週土曜日の朝は掃除・洗濯・アイロン・冷蔵庫の整理などなど雑務に追われる。もはや面倒などとは思わない。これを済ませると楽しい休日が待っているんだから。

今日は何をしようかなぁとぼんやりしていたら、朝10時から髪を切ることを思い出した。昨日の会社帰り、なんとなく気分が沈んでいて、髪でも切るかーと思いつきで予約したのだった。どれくらい切るかも決めていない。決まっていることなんて何もないんだった。

2010.02.25 木曜日

×0

snow morning

今週からずいぶんあたたかくなった。会社に行くときに分厚いコートは着なくなったし、家では暖房を入れることが少なくなった。この様子だと、もうしばらくは雪を見ることもないだろう。(そうであってほしい。寒い。)

最近何度も思うことで、何度も口にしたし、何度かここにも書いた気がするのだけれど、ここのところ一週間の過ぎ去りっぷりがあまりに早い。今週の感覚だと、水曜日の朝に「あ、もう折り返しだ。」と気づいて、ふと今、木曜日の夜に「わ、明日でおしまいだ。」とか思ってる。おまけに2月も終わってしまうらしい。あ、今日は給料日だ。

一般的に時間が早く感じられるときは充実している時期だといわれていて、それを鵜呑みにするなら今の僕はとても充実しているはずで、とても喜ばしいことである。だけど、本当のところは充実しているのかどうかよく分からない。仕事が忙しいのは確かだけれど、それは明らかに自分の力量不足からくる忙しさだということは知っている。それに今の自分の仕事がどれだけの利益につながるのかを考えるとちょっと暗くなる。まだまだ貢献なんてできてない。時間をかけて小さな作業をせっせとこなして一日を終えているのだ。

仕事は毎日するものだ。毎日、自分を改良する機会がある。そう考えると気が軽くなる。今日できなかったことは明日やればいいやって思えばいい。そのかわり明日やらなきゃいけないことは明日やる。これが大事。

「昨日までのマイナス・プラスはリセットすること。いつでも今日この時点がゼロで、ここからどうするのかを考えるべし。」

そんなことを言われて、うんうんと納得した。

2010.02.23 火曜日

[Book]グアテマラの弟

#588

女優・片桐はいりさんの著書『グアテマラの弟』を借りた。で、読んだ。

本を貸してくれるという申し出に、一瞬迷った。そしていつも本屋でするように、その本の「判定」をさせてもらった。ハードカバーの表紙と茶色の見返しを開くと、朱色というか鮮やかな柿色というか、そんな色をした扉が現れた。そこに記された上記タイトルがとても魅力的に見えた。というのが最初の印象。ファーストインプレッション。それから本編の一文目を読んで、ようやく借りると決めた。

世の中には本が無数にある。そこからお気に入りの本を選びとるのは実のところなかなか困難な作業だと思う。あちらこちらの書評をアテにしてみたり、好きな作家・ジャンルから派生して手を伸ばしてみたり、近い感性の人からの薦めを頼ってみたり。そんないろいろな手段によって、わりと真剣に本を探すのだ(本屋では深刻な顔をしながら)。なぜそこまで熱心になるのかというと、本を読むこと自体、どうしてもそれなりの時間がかかるせいだと思う。読書好きでも自分に合わない本を読むのは苦痛で、しかし読み始めるまで合う合わないは判断しづらく、結局本を手にとる時点での己の嗅覚のよしあしがその読書の幸せ度合いを左右する。本選びは大切なのだ。

ではどのようにして自分に合う本を選ぶのか。僕の場合はタイトルと最初の一文で決める。具体的にどんな思考を経て「読みたい!」と感じるのか、それを明文化することは難しくてできないのだけれど、読みたくなるタイトル・文章っていうのは人それぞれあるんじゃないだろうか。当てずっぽうな選び方だとは自分でも思う。それでも的中率はかなり高いと感じている。このあたりは自分なりの経験とか満足の水準とかであやふやな感覚だけども。

さてこの本、おもしろかった。読みやすくてユーモラスな文章で、どこかズレてて素直で真摯な生き方が描かれている。片桐はいり=いわゆる個性派女優、というくらいの印象しかなかったけれど、この本を読んでとても興味がわいたので彼女が出演している作品を観てみようと思った。それから、歯ブラシを新しいものに替えた(本に影響された)。

ちなみに、一番おどろいたのは巻末のプロフィール欄。

「片桐はいり 1963年東京都生まれ」

今年47歳なのか。もっと若いと思ってた。

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2010.02.22 月曜日

吸い込んで、少し冷えて

find a place

予定のない日曜日。自転車のタイヤに空気を送り、散策にでかけた。

近所のレンタルビデオ店にDVDを3枚返し、2枚借りた。
少し離れたところにある図書館で利用者カードをつくった。
2つ先の駅前にあるレストランでチーズバーガーを食べた。
食後のコーヒーを飲みながら借りてきた本を読んだ。

この街に移ってきてちょうど半年。
静かで優しい雰囲気で住みやすい。
特に目立つものはないけれど、足りないものもない。

社会人1年目でお金もないくせに社員寮を抜け出した。
同僚と比べると確かに生活は厳しいかもしれないが、後悔はない。
ひとりになりたいときに、ひとりになれる場所がある幸せは代えがたい。
ひとりでいられないときは誰かを頼ることも、最近ようやく覚えた。

この街にいられる時間は限られている。
もうすぐ春がくる。