Posts from 11月 2010

2010.11.29 月曜日

みんな光を見つめてた

恵比寿GP

今日は写真ざんまい。
ひさしぶりにMamiya645を持ち出して、
暗くなるまで120フィルム2本撮ってきた。

夕方からは東京都写真美術館へ。
今日までの写真新世紀東京展2010を観てきた。
「写真表現の可能性に挑戦する」というだけあって、
常軌から外れた感じで突っ走っている作品が並んでいた。
そう感じるのは僕が無難な写真を好んでいるせいもあると思う。

恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーション、すごくきれいです。
細やかで規律正しい光の集合。おすすめです。
カップル2組と女の子3人組にシャッターを頼まれて
ひとりで来るさみしさを少し感じたり。別にいいけれど。

2010.11.25 木曜日

スイッチ

ふと去年のブログを読み返してみた。
何を選び取ってきて、何が変わっただろう。
これからどうなっていくんだろう。

この街の好きなところは、こじんまりとしながらも
季節の行事をきちんと催して楽しませてくれるところ。
昨日、クリスマスツリーの準備をしているのを見かけて、
今夜、さっそく点灯されていた。きれい。

2010.11.23 火曜日

Tokyo

tokyo

おはようございます。

2010.11.22 月曜日

『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』

渋谷の映画館・Image Forumで『ハーブ&ドロシー』を観てきた。
先月ここで『死刑台のエレベーター』を観たときに会員になったので、
一年間は1,000円で映画が観られる。すてき。

ミニマルアートについての語りが興味深かった。
ちゃんと記憶しているわけじゃないけど、だいたいの内容は
こんな感じだったと思う。(違うかもしれない)

ミニマルアートは非常にシンプルである。
しかしそのシンプルさの向こう側には複雑さがひかえている。
アーティストの思考過程が“フォーム”をつくりだす。
思考過程さえあれば、極論すれば描くのは誰だってよい。
ただしそれは音楽でいうところの楽譜のようなもので、
弾き手によって雰囲気やカラーは違ってくるのである。

映画は90分くらい。すごく楽しめた。
ハーブとドロシーのヴォーゲル夫妻がかわいいしかっこいい。
アートに疎い自分だけど、問題にならなかった。
むしろアートについて興味が高まった。
作品を指さして「よくわかんないけどこれが好き」みたいなことを
言ってたりするけど、ああそんな感じでいいんだなって安心したり。
時間があればもう一度観ておきたい映画でした。

公式Web:ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人

2010.11.20 土曜日

変な男のめでたい話

シャンデリア

今日は大学時代の友人の結婚式らしい。
今年の夏、8月頃にメールで連絡をもらい、
同時に“1.5次会”とかいう聞きなれない催しに招待された。
そして僕はその誘いを辞退した。

彼と話をするようになったのはいつからだったのだろう。
大教室の授業以外では同じにクラスになったことはないと思う。
一緒にあそびに行ったこともないし、メールのやりとりも数える程度。
授業の合間とかに共通の友人といっしょに二言三言交わすだけの関係だった。

その後、ゆるやかに友好関係を継続し、
ふたりだけの会話も成り立つようになった。(僕にとっては稀なことだ。)
僕が写真を撮っていることについて興味があったらしく、
同じカメラを買おうと思っているとか、そんなことを言っていたと思う。
おしゃれだけどおっさんぽくて、体が大きくて静かで、変な奴。

そんなよく分からない男と最後に会ったのは大学の卒業式の日。
卒業式後に学部のパーティーがあったのだけど、当然のようにそれには
参加しないことを決意していた僕はさっさと帰るつもりだった。
だけど気がついたらその変な男ともう一人の友人とでミナミで呑んだくれていた。
小さな店のカウンターでぐだぐだと、卒業の感傷に浸るでもなく、
働きだしたらどうなっちゃうんだろうなぁ、なんて不安がったりして。
その後、サンマルクカフェでコーヒーを飲んで、さようなら。
それ以来会っていない。

おめでたい気持ちでいっぱいだ。
顔を出しておめでとう、って言いたい気持ちもあった。
だけど結局、下北沢駅のホームで遅れている電車を待ちながら、
3行ほどのメールを送るだけになってしまった。

結婚おめでとう。また会いましょう。

2010.11.15 月曜日

結婚式としあわせと(写真と人と)

wedding

この土日は名古屋におりました。
親戚の結婚式が日曜日にあったのですが、
せっかくだから土曜日から名古屋に滞在。
慣れない街で一日を過ごすのは思ったよりも疲れたけれど、
水族館に行ったり、手羽先を食べたり、温泉に入ったりと
こじんまりした観光を楽しんできました。

結婚式は、年に一度会うくらいのいとこの式ということで
気持ち的にはあまり深入りはできなかったのだけど、
あの独特な雰囲気、質量を持った幸せみたいな感じが
ただそれだけで胸にせまる感覚を与えてくれた。
これについては落ち着いて思い返してみよう。

nagoya

あと、これもまた反芻しなきゃいけないんだろうけど、
写真っていいよなあと改めて思ったりもしたわけです。
でも今日は眠いのでまた後日。おやすみなさい。

2010.11.13 土曜日

青釉の日

ochawan#1

DSC_0003

お茶碗割っちゃった。
マグカップとぶつかってまっぷたつ。
かけらが見つからないくらいすごくきれいに。

この青釉のお茶碗は京都で買ったもの。
2009年3月、東京に越してくる直前だった。
そういやあの日も雨だったね、みたいな話をした気がする。

2009_kyoto_rain

ものはどうしても壊れてしまうし、それはしかたがないことなんだ。
そんなことを生まれてから今日まで何度も学んできた。
しかたがないっていうのはまったくの現実であり、
また自分を納得させるための心の落としどころでもある。
次に進むため、前を向くため。

でもお茶碗がないからごはん食べにくい。

2010.11.06 土曜日

iPod nano 1st

iPod nanoiPod nano#3

昔買ったiPod nano(第一世代)がひさしぶりに手元に帰ってきた。
調べてみると、2005年発売。4GBで27,800円。
大学一回生の19歳にしてはそこそこ大きい買い物だったと思う。
WebのApple Storeで買ったので本体背面に文字を入れてもらったりした。
(好きな歌手の好きな歌の好きな歌詞)
さっそく充電して同期をしなおして音楽を聴いているのだけれど、
れっきとしたデジタル機器なのにアナログな感じを受けるのはなぜだろう。
画面がパッとしない発色だから?タッチパネルじゃないから?ボロいから?
よく分からないけど、実家で初代のゲームボーイを見つけた感じ。
それにしても小さいし薄いしなんだかんだで頑丈だし、まだまだ使えるな。

2010.11.06 土曜日

たとえばこんな朝が

morning

おはようございます。
気持ちがいい朝です。
薄いノイズが混じったラジオを流して
深い無意識からゆっくりと立ち上がる。
ベランダで朝日を見ながら
冷たい空気で肺をふくらませば
とても現実的で孤立した時間があらわれる。
そんな朝がわりかし好きなのです。