2010.11.22 月曜日

『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』

渋谷の映画館・Image Forumで『ハーブ&ドロシー』を観てきた。
先月ここで『死刑台のエレベーター』を観たときに会員になったので、
一年間は1,000円で映画が観られる。すてき。

ミニマルアートについての語りが興味深かった。
ちゃんと記憶しているわけじゃないけど、だいたいの内容は
こんな感じだったと思う。(違うかもしれない)

ミニマルアートは非常にシンプルである。
しかしそのシンプルさの向こう側には複雑さがひかえている。
アーティストの思考過程が“フォーム”をつくりだす。
思考過程さえあれば、極論すれば描くのは誰だってよい。
ただしそれは音楽でいうところの楽譜のようなもので、
弾き手によって雰囲気やカラーは違ってくるのである。

映画は90分くらい。すごく楽しめた。
ハーブとドロシーのヴォーゲル夫妻がかわいいしかっこいい。
アートに疎い自分だけど、問題にならなかった。
むしろアートについて興味が高まった。
作品を指さして「よくわかんないけどこれが好き」みたいなことを
言ってたりするけど、ああそんな感じでいいんだなって安心したり。
時間があればもう一度観ておきたい映画でした。

公式Web:ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人

One comment.

  1. I don’t know who you wrote this for but you helped a brtheor out.

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