2010.04.25 日曜日
中指と薬指、それからノド
昨日は包丁で左手の中指を切って、
今日はピーラーで右手の薬指を切った。
二日連続で絆創膏のお世話になっている。
それから、昨朝からノドが痛い。
飲み込む動作がつらい。
何気ないことを強く意識させられる。
さーて走ってくるか。
昨日は包丁で左手の中指を切って、
今日はピーラーで右手の薬指を切った。
二日連続で絆創膏のお世話になっている。
それから、昨朝からノドが痛い。
飲み込む動作がつらい。
何気ないことを強く意識させられる。
さーて走ってくるか。
おはようございます。
これから初出張です。ねむいです。
パスポートの自分の写真にしんみりしつつ、長い長い列にて搭乗待ち。
天気は良さそう。気分は晴れるかな。
いってきます。
さくらを見つつ、歩きつつ、春っぽい風に浮かれつつ。この週末はそんな感じで過ぎていき、気がつけばまた一人で文章を書いている。短い時間に並べられた少しずつの楽しみと心もとなさを振り返ると、結局また「なんだかなぁ」と思ってしまう。でも、そうは言っても昨日は終わったし、今日は月曜日だけど休んでいるし、ぐずぐずと過ごしてしまうのはよくないことだと重々承知していますので、さっき図書館から取り置き通知が届いた本を借りに行こうとか考えている。ただし、外は寒くて雨が降っている。
思い出に浸ることを嫌ったり、将来に不安を重ねることを嫌ったりする人がいるけれど、それはその人が強いとか冷徹だとかそういうことじゃなくて、きっと気持ちの切り替え・切り分けが上手なだけなのだろう。過去の現実と今の自分、それから歩むべき未来、あるいは進んではいけない未来。きちんとそれらを理解したりイメージできると、毎日に迷ったりせずに地に足をつけて生きていくことができるんだと思う。
で、自分はそれがどうも上手じゃなくてゆらゆら過ごしている。過去に引っ張られる日があるし、未来がばらばらに散らばってどれを見ていいのか分からなくなる日もある。そんなとき、今の自分は宙ぶらりんになる。我ながらどうしようもない性格だと哀しくなるけれど、死ぬまでこいつと付き合っていかないといけないことは間違いない。だから今日もゆらゆらと過ごす月曜日。
今週は余裕がなかった。だけどもう週末だ。月曜日は休みをとった。ゆっくりしよう。休憩しよう。
これから新宿駅発の夜行バスに乗って大阪に戻ります。まだ桜があればいいなぁとか思ったり。
4月、最初の日曜日。くもり。ちょっとした話。
先日、ある人が一般企業への就職ではなく自分が信じた別の道へ進むことを決めた。彼女とは中学生の時にWeb上で知りあって、ちょっとした文通みたいなことを続けていて、去年はじめて実際に会った。そんな関係だから彼女のことを深く知っているわけじゃない。本が好きで、走ることが好きで、音楽が好きで、こどもが好き。自分の視点から世の中に毒を吐いて、でもそれは正論だったりする。真っすぐで強くて、ときどき弱い、一つ年下の女性。知っているのはそれくらいのものだけど、ぼくにとってはちょっと特別な位置にいて、いつも何か考えさせられる存在である。
今回の彼女の選択は、このご時世に無茶だのなんだのと他人から心配される以上に、彼女自身のなかで少なからぬ葛藤があっただろう。だけど、一歩踏み出せるきっかけが訪れた。そしてそのきっかけに反応して動き出す準備が、心の深いところではできていたのだろう。冒頭で彼女のことを深くは知らないといったけれど、彼女からの何通かの手紙やWeb上の文章、実際の会話を通してぼくの中に結像された彼女のスタイル・生き方から、そんなことを思った。
ぼくの周りにはこんな人たちもいる。上の彼女と同じように内定を得ていた企業を土壇場で辞退して、写真専門学校に入学・卒業して東京でフォトグラファーを目指す人。大学院に進むはずが一転して出版業に飛び込んだ人。好きでもないものをつくる有名メーカーと、大好きなもの、ただしかなり特異なものをつくるニッチなメーカーとの二択を前にして大いに悩み、やっぱり自分の好きなものをつくることを選んだ人。最後まで粘って粘って、それでも叶わなくて、結果としてたどりついた場所で最大限の仕事をしながら次のキャリアをしっかり見つめている人。ぼくの周りにはそんな人たちがいる。
そしてまた自分に問いかける。
東京は桜が見頃です。大阪の桜はどんな様子でしょうか。たぶん週末の大阪城公園や万博公園にはたくさんの人が足を運び、お酒を飲んだり焼きそばを食べたりしているんでしょう。学生時代に住んでいたアパートの裏の大きな公園もきっとピンク色に染まり、夜には大学の新勧コンパがにぎやかに催されているのだと思います。
ぼくはといえば、この土曜日に2つの花見のお誘いもらいましたが、どちらも断ってしまいました。どうも気分がのらなくて。だから結局、今日はひとりで過ごしました。で、小田急線の車窓に街を点々と染めている桜の木を見つけて、それだけで春を感じて満足。やっぱり桜はうつくしい。
今日、友人が急に地元に帰りました。彼の実家のイヌが危篤だそう。
そのイヌはずんぐり大きくて動きが少なく、とてもおとなしくて、やさしいイヌです。彼の家に遊びにいっても、庭の小屋からこちらを眺めるだけで寄ってくることはほとんどありません。なかなか愛嬌があってかわいらしい。でも、番犬にはならないだろうなぁといつも内心では思ってました。そんなイヌの命があぶない状態だと聞いて、戸惑いました。あの家の玄関にはあのイヌがセットなわけで、いなくなるなんて想像できないから。
今夜は、静かなる番犬の無事を願い、望み、祈ります。