pillow and shirt, originally uploaded by ixao_AGP.

のうのうと過ごす
また夜に包まれる

ひんやりとした静けさの中
ゆたにたゆたに目をつむり
またのうのうとのうのうと

olympus pen, originally uploaded by ixao_AGP.

ここ数日の寒さで、冬支度の準備を始めようと思った。
どうもこの部屋は寒すぎる気がする。
窓から冷気が止め処なく、じわじわと畳を這ってくる。
今はとりあえず湯たんぽを抱えて椅子に座っている。

必要なもの ： 毛布・マフラー・湯たんぽ（２号）

the night, originally uploaded by ixao_AGP.

いつも忙しいあの人に週末が訪れると安心する。

Orion, originally uploaded by ixao_AGP.

ふと起きた午前１時過ぎ。
窓をあけて外へ出た。
薄雲はどこかへ消えていた。

天球にじっと光がはりついている。
そしてときどき、儚い光が流れた。

IKEA Dishes, originally uploaded by ixao_AGP.

すこしやせたかな、と思ったから
いつもより多くごはんを食べてみた。
おなかがいっぱいで寝つきが悪そうだ。

涼秋に流星探して腹ごなし
目線を空に想いを宇宙に。

water blue, originally uploaded by ixao_AGP.

雨っぽい空を眺める気分で
空っぽのペットボトルを透かしてみた。

tie, originally uploaded by ixao_AGP.

これは父親に買ったもらったPOLOのネクタイ。
2年前、就職活動を始める時期になったのにぼくはネクタイを一本しか持っていなかった。
そんなことを話したかどうか憶えてないけれど、久しぶりに実家に帰った時に
父親と出かけた先で「ネクタイを買ってやろう」と言われて選んだものだ。
うちの父親はネクタイをしないので、 選んでいるときのアドバイスも頼りない。
それでも、面接官への印象だのちょっと派手な方がいいだのと
ああだこうだ言いながらあれこれ見繕ってくれた。
そうして選び抜かれたこのネクタイが
どれだけ似合っているのか分からないけれど、
ぼくは緑のストライプを胸にして面接官のおっさんやあるいは自分と戦った。
今ではずいぶん生地も痛んでしまい、そろそろ引退させてやろうと思っている。
別に深い想い入れがあるわけじゃないけど、ふと朝、鏡を見て考えたのでした。

photo, originally uploaded by ixao_AGP.

iPhoneからブログ更新できればいいなあと、
ちょっと調べてみたら案外簡単にできそうだったのでテスト。
最初は使えねぇなあと思ってたカメラも使いようによっては
なかなか面白いこともわかってきたし、活用できるかも。
というわけで、軽い気持ちでpostしてみる。

（追記）
写真差し替え済み

me (OCT2009), originally uploaded by ixao_AGP.

ときどき自分を残すようにしよう。
その時の気分とか考えてたことって案外忘れない。
ぽつりぽつりと呟くように、
うっすら描かれる足跡のように、
未来の自分宛にさりげなく置いていく。

my first 645s, originally uploaded by ixao_AGP.

自分の中でゆらゆら揺れ動くものに気付いていて、
それを見定めようとしているのにどうにもうまくいかない。
意図せぬピンボケのようにとてももどかしい。
きちっと輪郭を捉えて、正体を知って、自分のものにしたい。
自分の中にある不確かな部分っていうのは
まだ見ぬ可能性だったり、あるいは潜在的な暗部だったりするんだけど
それが視界の隅でチラチラするのがとにかくもどかしい。

で、初めての中判カメラ。
露出計はないんだけどネガだから大丈夫。
とりあえず、現像されたものから３枚だけプリントしてもらった。
（１枚は撮ってもらった写真です）
初めての中判、初めての645。
これから楽しくやっていこう。
デジタル化できないのが悩みです。（コストの問題）

crack, originally uploaded by ixao_AGP.

ある人が「おやすみ」と言ってから１時間後。
ぼくもそろそろ今日を閉じようとしている。

久しぶりに零時をまたいでみたけれど
ここからの時間帯はやはり好きである。
どうしても学生時代のあの静かな夜を思い出す。
あの夜に、あらゆることに想い耽っていた自分を想う。

今日が閉じられようとしている。
もう少しだけ、その隙間に意識をあずけて。

no.2, originally uploaded by ixao_AGP.

カメラが欲しかったわけじゃない。
小学生のクリスマス、ぼくはゲームが欲しかった。
だけど朝起きて枕元に置いてあったのはカメラだった。
なんでカメラなんだってがっかりしたのを覚えている。

サンタクロースが置いていったカメラは時々使われたけれど、
ほとんどずっと机の引き出しの中にいて、長い時間をかけながら
24枚だか36枚だかのネガフィルムを少しずつ巻き取っていった。

あのカメラどうしたかな。
今度実家に帰ったら探してみよう。
そしてあっちこっちに連れていこうと思う。

life, originally uploaded by ixao_AGP.

ここ数日、写真とカメラと音楽と本とストレッチと睡眠に夢中だ。
そして週末を楽しみにして、週末が晴れることを願いながら過ごしている。
曜日に囚われた意識は日にちをおろそかにする。
気付けばもう10月を折り返すのだ。
2009年、終わりが見えてきた。

penguin?, originally uploaded by ixao_AGP.

おかげさまで人生23周年。
自分で買ったもの、頂いたもの、聴いた話や会った顔。
それらの余韻でしばらく穏やかに過ごせる日々が続きそうです。
さて、ここまで生きてくる間にもいろんなことがあったわけですが
これから先の（たぶん）長い人生はどうなっていくのでしょうか。
深刻に考えすぎると迷子になるし、適当に考えていると後手になる。
身軽な心で、自分を信じて生きるべし。
自分で信じられる自分をつくるべし。

symbol, originally uploaded by ixao_AGP.

冷たくなってきた夜風を浴びる。
見上げた夜空も秋めいている。
月色をした雲がゆったりと流れる。
軽く口笛を吹いて帰る。

from me, originally uploaded by ixao_AGP.

昨夜、寝る前になんとなくペンを手にした。
いつも傍らに置いてあるノートを開き、ことばを並べる。
止めどなく書き連ねてゆく。
つらつらつらつら。
どれだけ時間が経っていただろう。
１ページがほどよく埋まっている。
何も考えずにひたすらただ書いただけ。
これを読み返すのはよそう。
少なくとも今日はまだ。

key, originally uploaded by ixao_AGP.

大学生のとき、自分は笑顔になることが苦手だと気付いた。
しかし写真を始めて、人の笑顔を見ることが好きだと知った。
ただ、笑顔のない人間には人の笑顔を撮ることができないと教わった。
実際、人を撮ることはほとんどなかった。
ベランダから見える風景。
公園の鳥や木や花。
空をゆく飛行機。
撮った写真のほとんどがそれらだった。
今日、カメラ屋で店主と話をした。
つい、本音が出た。

ある初秋の日。
少し肌寒く感じる高架下で聴く音楽。
うん、すてきだった。

green light summer, originally uploaded by ixao_AGP.

本格的に「寒い」と感じることが多くなってきた。
実際、「さみぃ」と口走ることが多いのだ。
朝のふとんの中。
まるでそこが本当の居場所であるかのように心地いい。
ふとんを離れるのが惜しい。
ぼくがまだ赤ん坊だったら泣いてしまう自信がある。
そんなことはまあ、どうでもいい。
夏の写真を見て思う。
夏は美人である。

tottori, originally uploaded by ixao_AGP.

海とか空とか、水とか空気とか。
そういったものに気持ちを向ける。
いつもとは違った気分になるんだけど
それをことばにすることは苦手である。
戸惑いに似た、不安定な気分になる。
これは自分にとって、一つの感動なのだと知った。