Posts from 3月 2010

2010.03.31 水曜日

思い出補正?

2006_0906サンタモニカ0018

結局このカメラで撮った写真がいちばん好きかなぁ。

2010.03.30 火曜日

6時間後

white line

最近、いつも意識が分散している。
まあそれはいいと思う。

眠いのが問題だ。
朝まで起きていたい。
空の色が変わるのを見ていたい。
静けさと寒さと光とで、朝ができる瞬間を。

だけどもう、眠いのが問題だ。

2010.03.29 月曜日

ストップモーション


Loading Film into a Camera

夢中になって創ったものがこんなレベルだったとしても、
おおきな満足感とちょっとした自尊心がそこに残るのならば
たぶん、それはそれでいい。

2010.03.28 日曜日

カエルに学ぶ

これくらいアグレッシブに失敗することが必要なのかもな。

それにしても哀愁ただようフレームアウト。

2010.03.28 日曜日

寝ぼけた写真

i'm sleepy in the spring

昨日、髪を切るつもりだったけれど、いつもの美容院の予約がとれなくて断念。いつも当日になってから予約の電話をするので、3月末のようなみんながすっきりさっぱりしたくて美容院の需要が高まる時期はどうも分が悪い。鏡の前でボサボサした頭をどうしようかと悩み、ボウシをかぶろうかとも考えたけれど結局ボサついたまま、春になりきれない日差しの中にでかけてみた。

毎年この時期はとても眠たく感じる。日中から意識がクリアにならず、夕方くらいになるともういつでも寝られますよといった体制になっている。昨日も15時を過ぎたあたりから頭がぼうっとしてきて16時くらいには眠気でふらふらしていたし、夜は22時くらいに眠っていた。春眠暁を覚えずとはこのことかとも思ったけど、春というにはまだ寒すぎる日々がつづいている。

2010.03.26 金曜日

明日すること

09730004

洗濯とアイロンと掃除
髪を切りにいく
フィルムを受け取る(4本)
図書館に本を返す
DVDを返す
何枚か写真を撮る
音楽を聴きながら歩く
日曜日のことを考える
来週のことを考えて、すぐやめる
来年のことを考える
いつかの自分を想像する
不安とか望みとかであたまがあふれる
少し考えるのをやめてどこかでコーヒーを飲む
借りてきた本を読む
文章を書きたくなる
iPhoneをいじる
眠気がくる
窓の外を眺める
遠くに桜を見つける
春を感じる
一年前を思い出す
誰かに会いたくなる
誰かとビールを飲みたくなる

2010.03.25 木曜日

社会人一年生が見た景色

 
つめたい雨が降った木曜日、いかがお過ごしでしょうか。
明日は早くも金曜日です。
もうすぐ4月もやってきます。

社会人になって本当にたくさんの人と接するようになりました。学生時代はかなりミニマルな人間関係の中で過ごしていただけに、はじめはそのギャップに疲れることもよくありました。たくさんの人がいるということはいろんな人がいるということで、そのそれぞれに対して少しずつ自分を調整しながらコミュニケーションを成立させることが必要です。自分にはそんなことできないだろうなって一年前までは思っていたけれど、今ではなんとか対応しながら過ごしていると思います。

また、社会には想像以上に変な人がたくさんいるのだと知りました。会社の中だけでも明らかに何かがおかしい人がわらわらと見かけられます。ずっと(ほんとうにずっと)独り言をつぶやいている人、30分に一度手を洗う人、会うたびに同じ話をする人、いつも怒っている人、「しりませーんわかりませーんあーあーあー」とか言っちゃう人。もちろん人数でいえば普通の人が大多数で、ズレている人はごく限られています。もともとそんな人間だったのか、仕事を続けている中で精神的に何かを失くしたり、どこか突き抜けたりしてしまったのかは分からないけれど、それでもちゃんと(ちゃんと?)仕事をしている社会人の先輩なのです。でも、プライベートでは関わりたくないと心底感じています。

なんで急にこんなこと書いてるのか、ここまで書いてから素に戻りました。
でもまぁ少しすっきりしたからこれでいいのだとなんとなく納得。寝よう。

2010.03.24 水曜日

バスで出会った人

window 1

3月20日、朝8時、新宿発のバス。13時30分到着予定だったはずのバスは、結局1時間遅れの14時30分に目的地の岐阜県高山市に到着した。乗車から降車までの約6時間30分のあいだ、隣の席に座っていたアメリカ人男性と、たぶんお互い少しずつ緊張しながらものんびりした会話をつなげて過ごしていた。

window 2

彼は写真を撮るのが好きで、週末ごとに日本のどこかへ出かけては写真を撮り、Webを使って世界中の知り合いにその写真を見せてあげるのだと、とても楽しそうに語ってくれた。海外で日本といえば東京で、騒がしくて高密度な都会のイメージを抱く人がほとんどらしい。だけど本当は日本には静かで美しい場所がたくさんあるのだと、これまでに足を運んだ日本各地の写真を見せてくれながら彼は話していた。また、日本だけじゃなくて世界には美しい場所がまだまだあるのだとも言った。彼の持っているカメラはこれまでに13カ国を見てきたのだそうだ。

window 3

彼は写真の話以外にも、故郷の話や仕事の話、家族についての話をしてくれた。また、僕が東京に住んでいる理由とか、どんな生活をしているのかとか、将来はどうするつもりなのかといった質問もされた。東京は楽しいけれど家賃が高くて困るという話をしたら、「30歳まではお金が無くても楽しく過ごせるよ。で、その頃には稼ぐお金も増えてるから大丈夫だ」と彼は笑った。

window 4

バスを降りたところで二人で写真を撮った。
お互いに「また会いましょう」と言い交わし、短いバスの旅は終わった。

2010.03.22 月曜日

road trip

from bus 1

岐阜県にいってきました。

from bus 2

あたらしい出会いがありました。
ようやくの再会もありました。
今夜はたのしい気分をのこしたまま、ふかく眠りたいと思います。
明日からまたがんばろう。

2010.03.19 金曜日

よい週末を

09730014a

平日にたわんでしまった心を、おだやかな週末にじんわりとのばす。
ひさしぶりに月をみつけた、眠い眠い金曜日の夜。

2010.03.17 水曜日

ポータブル映画

09730008

日常の風景がとても劇的であるように感じることがある。そんなとき、みんなが何気なく過ごしている時間の端っこで、ひとり(密かに)興奮している。視覚や聴覚が、自分の目や耳の位置からすこし浮かんだところではたらいているような、妙な感覚につつまれて、まるで歩きながら映画を観ているような感覚になるのだ。

そんな瞬間がたのしい。
そんな瞬間をのこしたい。

2010.03.16 火曜日

音も動きもないけれど

09730011a

写真は、その風景の前に自分が立っていたのだ、という事実を強烈に証明する。

2010.03.14 日曜日

おじさんの箱

09730006a

「写真撮っていいですか?」ときくと、
「いいよ」といいながらそわそわしはじめるおじさん。

カメラを見ないようにきょろきょろしているんだけど、
ついついこっちを見るのをじっと待ってました。
いいおじさんだ。

2010.03.13 土曜日

それは海のような

12 Mar 2010

昨日、会社を休んだ。
いつもとは違う方向の電車に乗り込み、海へ向かった。
とりあえず海。そんな気分だった。

see the sea

どうやって生きていくかという問題は、
どうやって死んでいくのかという問題と同義だという。
死ぬことなんて想像できないから
生きていくことについて深く広く、遠くまで考えないといけない。

2010.03.12 金曜日

PORTRA and Solaris

negatives

さーて写真撮るか。ってなわけでフィルムを買ってきた。どちらもはじめて使う銘柄。

Kodak社のPORTRAにはNCとVCの二種類があって、それぞれ”Natural Color”と”Vivid Color”を意味している。普段から数十件の写真ブログを読んでいて気づくのは、このシリーズはともかく人気があって愛用者が多いこと。製品ラインとしては「Kodak Professional」となっていて、たしかにプロの写真家が愛用しているという話をよく耳にする。もちろんPORTRAで撮るからといってプロのようにとれるわけではない。

もうひとつはferrania社のSolarisというフィルム。トイカメラ系雑誌(ってニュアンス伝わるかな)でよく登場する印象があるフィルムで、ヴィレッジヴァンガードなんかの雑貨店のカメラコーナーにごっそり置いてある。
ferraniaの公式サイトによるとこのフィルムの特徴は「ヨーロッパ調の独特な発色のフィルム。レトロな風合い」ということらしい。よくわからない。後半はなんとなくイメージできるけど、前半はなんのことやらわからない。ヨーロッパに行ったことがある人には目に映るようにイメージできるのだろうか。ちなみにFlickrにはSolarisで撮った写真のグループもあるみたい。

今週は毎晩のように夜更かしをして写真をみていた。夢中になってた。
そうすると、やっぱり撮りたくなるもんだ。

Kodak Professional
ferrania
Flickr-“Ferrania Wonderland”

2010.03.12 金曜日

『船乗りクプクプの冒険』

a little book

途中で眠くなって読むのをやめちゃった本。おもしろいんだけど眠くなる本。そんな本が何冊か本棚に鎮座している。ひまな時間にぱらぱらと開いて、そうそうこのへんであきらめたんだ、と思い出してまた閉じる。そんなことを繰りかえしていたら、この『さびしい王様』がどこかにいってしまった。部屋中探しても見つからない。すねてしまったのだろうか。

北杜夫の本はけっこう好きで、中学生のときにはじめて読んだのが『船乗りクプクプの冒険』だった。これで夏休みの宿題の読書感想文を書いたんだけど、読書感想文を書いていて一番楽しかった作品だと思う。北杜夫ってなんだか適当な感じの文章なんだけど、ユニークでウキウキさせられる。古本屋の100円コーナーで見かけた気がするし、ひさしぶりに読んでみようかな。

[tmkm-amazon]4087500306[/tmkm-amazon]

2010.03.08 月曜日

朝のつくり方

early morning

街の向こうから光がこぼれてきて

つめたい空気にしみわたって

硝子戸が一気に白んだあと

ようやく部屋に朝がそそがれた。

2010.03.07 日曜日

ものとひかりの、びみょうなかんけい

top-middle

光について。

光をよく知るためには、よく見なければならない。日常で「いい光」に気づくときがある。そのときにしっかりと見ること、なぜ「いい光」だと察知したのかを、自分なりに説明できるように解釈することをしてみよう。

2010.03.07 日曜日

雨の日には肩を落として

raining washing

「せっかくの週末なのに雨が降るなんて。」 

たぶん多くの人がそんな思いで朝をむかえたんじゃないだろうか。昨日があれだけ晴れて暖かかったこともあって、なんだか目の前に出された春をひょいと取り上げられたような、そんな気分。

土曜日の朝に洗濯をするのが自分の中の決め事になっているし、どうせ日曜日も雨らしいから、しかたなく洗濯機を回して部屋干しすることにした。まったく、雨の日の洗濯ほど気分が盛り下がるものない。

2010.03.06 土曜日

缶コーヒーとオレンジの光

普段、缶コーヒーを買わない。割高だし、ゴミになるのがめんどうだし、そしてなにより味が好みではないし。とくに甘い缶コーヒーは、1本あたりに含まれる砂糖の量が尋常ではないと聞いた日から敬遠している。会社で毎日数本飲んでいる人がいるけれど、からだは大丈夫なんだろうか。と思ってたら最近健康診断でひっかかったらしい。缶コーヒーが原因はわからないけれど。

というわけで缶コーヒーと距離をおいた日々を過ごしているわけだけど、この前ひさしぶりに飲む機会が訪れた。寒い夜、友人と、六本木の東京タワーが見える道路にて。寒いなぁといいながら、温かい缶コーヒーを握る時間はしあわせだった。甘い甘い缶コーヒーにうっとりしながらオレンジ色にぼやける東京タワーを見ていた。