from me, originally uploaded by ixao_AGP.

昨夜、寝る前になんとなくペンを手にした。
いつも傍らに置いてあるノートを開き、ことばを並べる。
止めどなく書き連ねてゆく。
つらつらつらつら。
どれだけ時間が経っていただろう。
１ページがほどよく埋まっている。
何も考えずにひたすらただ書いただけ。
これを読み返すのはよそう。
少なくとも今日はまだ。

key, originally uploaded by ixao_AGP.

大学生のとき、自分は笑顔になることが苦手だと気付いた。
しかし写真を始めて、人の笑顔を見ることが好きだと知った。
ただ、笑顔のない人間には人の笑顔を撮ることができないと教わった。
実際、人を撮ることはほとんどなかった。
ベランダから見える風景。
公園の鳥や木や花。
空をゆく飛行機。
撮った写真のほとんどがそれらだった。
今日、カメラ屋で店主と話をした。
つい、本音が出た。

ある初秋の日。
少し肌寒く感じる高架下で聴く音楽。
うん、すてきだった。

green light summer, originally uploaded by ixao_AGP.

本格的に「寒い」と感じることが多くなってきた。
実際、「さみぃ」と口走ることが多いのだ。
朝のふとんの中。
まるでそこが本当の居場所であるかのように心地いい。
ふとんを離れるのが惜しい。
ぼくがまだ赤ん坊だったら泣いてしまう自信がある。
そんなことはまあ、どうでもいい。
夏の写真を見て思う。
夏は美人である。

tottori, originally uploaded by ixao_AGP.

海とか空とか、水とか空気とか。
そういったものに気持ちを向ける。
いつもとは違った気分になるんだけど
それをことばにすることは苦手である。
戸惑いに似た、不安定な気分になる。
これは自分にとって、一つの感動なのだと知った。

shirt, originally uploaded by ixao_AGP.

シャツがわりと好き。
きちんと自分のからだに合ったものがいい。
身の丈に合ったものに身を包みたい。
くつも好き。
くつはきれいにしておくべきだと思う。
素敵なくつをはいている人は素敵である。
もちろんこれは持論というやつだ。
さあ金曜日だ。
おやすみなさい。

see the sea, originally uploaded by ixao_AGP.

手の届かない場所を眺めることと
少し先の未来を想像することの相似性について考えた。
細微な様子をうかがい知ることはできない。
だけどそこにはおおよそ見えているものが存在する。
くっきりと輪郭が分かるビルかもしれない。
際が霞み色が滲んで見えるタワーかもしれない。
月ほど遠くじゃなくて、目の前の花ほど近くない。
確かに離れているけれど、現実味のある距離をおいてそこにあるもの。
それをしっかりと見つめることから始めたいと思う。
最近、そわそわしている。

Aug, originally uploaded by ixao_AGP.

歩いて歩いて、すこし休憩して、歩いて歩いた。
家に帰るとすごく疲れていて眠くなっていた。
今日を思い返しながら眠ることになるだろう。
ぼくの好きなものは、写真とことばらしい。
写真は撮るよりも見るのが好きで、ことばも書くことより読むほうが好き。
雑誌なんかを読んでいると素敵な写真がたくさん見つかる。
今日はギリシャの街並みの写真に魅せられていた。TRANSITだったかな。
ギリシャはいつか行ってみたいなあ。
ことばは、そこら中にありふれている。
そのありふれている無数のことばの中に、惹かれることばが紛れている。
それを見つけたときの感動はたまらない。
また、そんなことばを生み出せる人を知ったときはとても嬉しい。
ことばって不思議なもので、いままで聞いたことのないことばなんてほとんどなくて
これまでにほかで聞いたことのあることばばかりのはずなのに、
ある条件の下ではすごく洗練されて美しくなる。
その方法を知っている人、知らずに磨かれたことばを発せられる人。
そんな人がうらやましいし、とても好き。
マルーンカラーのニット帽を買った。
すごく気に入っている。
これからの季節、ぼくはゴキゲンかもしれない。

pachira2, originally uploaded by ixao_AGP.

昨日は朝にザーっと雨が降って、気温が急に下がった。
何色とも表現しがたい雲が天球にへばりついていた。
そんな空を見上げて、昨日地球を飛び出していったロケットを想ったり。
寒さが苦手らしいパキラの心配をしてみたり。
濃い目のコーヒーに、チョコレートが欲しくなったり。
何でもない、そんな土曜日を過ごした。
今日の空は少し雲が薄まって、太陽の光が感じられる。
6時少し前に目が覚めて、音楽をかけて、ぼーっとして、本を読んで。
ようやくこれから朝食をつくる。とりあえずコーヒー。
さて、今日は予定がない。
今日一日を残りの人生だと置き換えてみよう。
何ができるか、何をしなければならないか。
んー、何がしたいか。
今日を全力で生きてみよう。

畳に寝転がり、夜風に少し寒がっている。
窓の向こうに月が見える。
まだらに雲がかかっている。
乳白色と灰色の混ぜ合わされたような色をしている。
平和である。
実に平和な気分である。
こんな気分で人生を終えられたらいいのに、と思う。
ふっと消えたらいいのに、とか考えることがある。
突発的な妄想に過ぎないのだけれど。
明日は写真展に行くことにした。
たまに更新されるブログで紹介されていた。
無料だし、規模も小さそうだし、行ったことのない街だし。
ぶらりと行くことにした。
畳を眺める夜。
今日は起きていたい気分なのかもしれない。
そんなのはずいぶん久しぶりなんだけどさ。

the band, originally uploaded by ixao_AGP.

ちょっとびっくりしたのは、８月は６回しかブログを書かなかったということ。もっと書いてた気がするのになーと思ったら、書きかけてやめちゃったのが結構あることに気付いた。FC2ブログって下書きの自動保存をしてくれる機能があるみたいで、過去の記事の管理ページのところに自動保存された未完成の文章がいくつか転がっていた。何を考えてたんだろうな、って思い出そうとしても思い出せないものもある。他人の見ることのできない場所にある、書いた本人も忘れてしまっている文章。なんだかね。
今日は寒いですね。夕方から雨だそうです。