真夜中の空にむけて一本の棒が立っている。 その先端、とても高いところに小さな白い布切れが結ばれている。
ゆっくりとしたやわらかい風が吹き抜ける。 布切れは音もなくふわりふわりとはためく。 全体がふわり、端っこだけがふわり。
そこに出来る限りささやかな音楽をのせてやる。 するとそこには自分だけの夜がひらかれる。 風と音楽が流れ、見上げれば月と星が映る。
真夜中とは、そんな時間のことをいうらしい。
2:50 am, 2010.09.26 日. 0
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