海辺でひとり、絵を描く老人がいた。 風に吹かれながら、6月の陽射しを浴びながら。
遠くの吊り橋を車がゆっくりと流れていった。 遠くの霞んだ空に飛行機が現れては消えていった。
ちいさな子どもがピヨピヨ鳴るサンダルで歩きまわり、 ぼくはその音を聴きながら口の中で氷を解かしていた。
7:48 am, 2011.06.08 水. Tags: iPhone. 0
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