2007.11.07 水曜日

空席

hoppy

“Be Happy with…..!”

More… »

2007.11.06 火曜日

pondering

line

“what i want to do with my life”
んー、なんだろうね。

More… »

2007.11.05 月曜日

癖

飛行機の音が秋の朝空に広がる。
男は目を覚まし、眼をこするよりも時計を確認するよりも早くカメラを手にした。
焦点の合わないままにレンズを天に向けて
オートフォーカスに全てを委ねてシャッター音を聞く。
何度こんな朝を迎えただろう。

2007.11.04 日曜日

so-

bee

like a trashy novel.

2007.10.31 水曜日

水時計

water

2週間前、図書館で本を3冊借りた。
いつもなら読み終わってるはずの3冊を読了できなかった。
最近、時間が経つのが早いのだ。
読みきれなかった本たちとはひとまず別れて、
今回は1冊だけ借りた。

2007.10.25 木曜日

double

viewfinder

ファインダー越しにファインダーを覗いてみる
そういや明日は満月です

2007.10.21 日曜日

じいさんのうた

oji-san

あまり頻繁に会うことのない人
数回しか会ったことがない人
一回しか会ったことがない人
加速的にその人の記憶は溶けていく
だけどその人のことは忘れない
あらゆる不要な情報が削ぎ落とされて
抽象的だけど間違いのない「印象」だけが残る
声は忘れたし顔もほとんど忘れた
だけどあなたのことは忘れないと思う

2007.10.20 土曜日

pink



「独りで屋上?キザな行為だね」
なんて思っていた時期もありました
今では
「何で誰も来ないんだろう」
と思うようになりました

2007.10.16 火曜日

柔らかい景色と

girl

スパイシーな赤色

2007.10.16 火曜日

遊び場

Santa Monica

この写真を撮った時はまだ
ここまで写真を好きになるなんて知らなかった

2007.10.15 月曜日

propeller

plane

晴れた日のプロペラ機の音は心地良い
太陽光の直射と闘いながら空を見上げ彼を探す
音は聞こえるのにその機体が見つからない
見つからないものは大抵、決まった場所にいる
やはり彼は僕の後ろから現れた

2007.10.14 日曜日

glance

74480052.jpg

客観的な目線
街ですれ違う人たちや道端の木々からの視点
そんな感じで現在を保存していけたら
何を見て生きてきたかがわかるのかもしれない

2007.10.13 土曜日

どう思う?



下手糞が古いカメラのシャッターを切ると、こういう写真が生まれるらしい。
誰に見せてもきっと、黄色いね、って言ってくれるのでしょう。

2007.10.12 金曜日

こびと

こびと

たまに小さくなってみる
周囲が拡大して見えて
細かい傷とか僅かな綻びに気付く
無視しても構わない
見えるだけで、それだけなのだから

(Blogデザイン変更中です。乱れています。)

2007.10.11 木曜日

Planetary Ring



「地球にも環があったら」
図書館のイスに座ってそんなことを考えていた
「青い地球には何色の環が似合うだろうか」
もうほとんど眠りの谷に落ちながら考えていた
「環って宇宙の塵とかの集まりだっけ」
寝そべる机の上の塵が気になり始めた
ようやく意識が宇宙に飛んだあたり
そのタイミングで友人が帰ってきて思考は止まった

2007.10.05 金曜日

忘れた

he

ステンレス製のコップに冷水を注ぐと
間髪入れずにコップの表面が水滴で覆われた
そしてその水滴を何気無く指でなぞった
なぞった後の指のことは覚えていないものである
斜めの地面
垂直に立つ友人
カメラを構える自分
この場面にどんなインスピレーションがあったのか
いやそれともなかったのか
案外覚えてないものである

2007.09.26 水曜日

名月

メガネ

月がぼやけるのでメガネをかけてみたけれど
メガネをかけても月は滲んでいた
視力は下がり続ける
度数が合わないメガネは気休めに成り下がる
徐々にそして確実にピントがずれてゆく
輪郭は失われ曖昧になる
本質を掴みきれずに泣きを見る
レンズを介さねばならなくなった世界は
どうしても本物とは少し違ってしまうだろう
だけど僕はレンズ無しでは生きていけないと知り
滲んだ月に眼を細めた

2007.09.25 火曜日

切符

kip

「無効」
(名・形動)[文]ナリ
(1)効力・効果のない・こと(さま)
「切符が―になる」「―投票」
(三省堂提供「大辞林 第二版」より)
自分の起こした行動が
他に効果を与えるかどうか
その成否の一切は他に委ねられると思う
自分の起こした行動が
自己に意味があるのかどうか
その是非の一切は自分次第であり
行動を起こす前の予想はたいていあてにならない
この切符の効力は無くなっても
この切符の持つ意味は悲しいくらいに
朱印の如くそこに留まるのだ

2007.09.20 木曜日

独楽

guruguru

クルクル廻る地球の上で
グルグル廻る洗濯機を見て
ズルズル引き込まれそうになる
地球と洗濯機
廻るという点において両者は同一である
そんなくだらない発見
考えることをやめた人間は猿に過ぎないと
誰かが言ったそうだ
それは猿に失礼である

2007.09.19 水曜日

姿見に映る

post

感覚的な話ではあるが
物悲しさを感じることが多くなった
テレビドラマのストーリーに織り込まれた
計算された悲しさをも包括したような
虚しさとも感じられる物悲しさ
つまりそれは
世界を素直に受け入れることを拒み
どこか横目で盗み見るような
捻くれ者の考え方
一日の終わり
歩道に忘れられた郵便ポストですら
何らかの暗喩を含んだ物悲しさに溢れ
思わずシャッターを切った