普段、缶コーヒーを買わない。割高だし、ゴミになるのがめんどうだし、そしてなにより味が好みではないし。とくに甘い缶コーヒーは、1本あたりに含まれる砂糖の量が尋常ではないと聞いた日から敬遠している。会社で毎日数本飲んでいる人がいるけれど、からだは大丈夫なんだろうか。と思ってたら最近健康診断でひっかかったらしい。缶コーヒーが原因はわからないけれど。
というわけで缶コーヒーと距離をおいた日々を過ごしているわけだけど、この前ひさしぶりに飲む機会が訪れた。寒い夜、友人と、六本木の東京タワーが見える道路にて。寒いなぁといいながら、温かい缶コーヒーを握る時間はしあわせだった。甘い甘い缶コーヒーにうっとりしながらオレンジ色にぼやける東京タワーを見ていた。