地下鉄を降りて、改札を抜けて、地上に出て、しばらく歩く。ふと気が付くと、同じ車両に乗っていた人が前を歩いていることがある。信号待ち、その人も同じく待っている。道を渡り、また同じ方向に歩く。「奇遇だなあ、どこまで一緒なんだろう」なんて意識したとたん、その人はくるっと角を曲がってしまった。ぼくはその後姿に少し目をやり、また前を向いて歩いていく。
いつの間にか一緒になって、いつまでも一緒だと思っちゃったりして、いつの間にか一緒にいられなくなる。そんなものだろう、人間なんて。そんなものなんだろうけどさ。
11:41 pm, 2009.06.13 土.
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せつないですね
当たり前のことなのに
こうやって突きつけられると
ため息が。
なんだか
心に響きました…。
Posted by caori on 6月 15th, 2009.
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>caoriさん
こんばんは。
日常の些細なことが妙に切ない感情に結びつく。
そんなことがよくあります。
何を意味するのかを考えてみてたどり着いたところが、
さらに切なさを増幅させたりしちゃうんですよね。
どうも内向的な思考回路を持つと、いけませんね。
Posted by ixao on 6月 18th, 2009.