小さい頃、太陽の絵を描くときに何色を使っていたのだろう。
たぶん黄色か赤色かオレンジ色か。オレンジが好きだったかな。
丸を描いてそのまわりにぎざぎざをつけたライオンのような太陽。
だいたい紙の右上か左上に描いて、真ん中には描かなかった。
暇なときに描く絵は似たようなものが多かった。
太陽を描いて、大きな木を一本描いて、その下に人を描く。
人は座っていたり立っていたり、一人だったり二人だったり。
地面には適当な量の草と少し花を描いた。
空は青だか水色だかで薄く塗って、遠くには山の連なりを描いた。
そうして何度も描いた同じような絵は、どれもとても下手だった。
9:48 pm, 2009.11.19 木.